第14回文化庁メディア芸術祭受賞者のみなさまに、MAP編集部からの「質問」にお答えいただきました。アニメーション部門優秀賞『マイマイ新子と千年の魔法』 片渕 須直氏からのご回答をご紹介します。

Q1:「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
A1:自分はとてもものづくりなんて出来る人間じゃない、だけどせめて裏方に回りたい、と思っていたのですが、何か書いてみたら思いもかけず喜んでくださる方がいらっしゃって。
Q2:現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
A2:紙と鉛筆、あとはフォトショップ、クィックチェッカーなどでしょうか。
Q3:作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
A3:型にはまることで安心しないようにしようと思ってます。それから、できるだけ繰り返し観ていただけるようなものにしたいです。
Q4:創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4:「あきらめないで」ということかなあ。いろんな意味で。
Q5:テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
A5:自分たちが表現するのに使う道具のことは、受け手の方々に意識されないようにしたいです。
Q6:あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
A6:こういうのは当然ひとつに絞り込めるわけがないのですが、あえてひとつ。自分の映画で音楽を担当してくださった千住明さんがおっしゃった、「どんなことがあっても自分の作品を卑下してはならない」という意味の言葉。自分たちは、たくさんの人々と一体になってものづくりをしてるんだから、作品はその人たちの努力の結晶でもある。自分ひとりでできた作品と思うな、ということです。
Q7:今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
A7:前を向いて、明日があることを楽しみに思えるようなものを。
Q8:あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
A8:かつては、自分こそが観客の代表だと思ってそれを根拠に、自分自身をまず相手にやってきたような気がします。今は、たくさんの方々と何かを共有することだと思っています。
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■アニメーション部門優秀賞『マイマイ新子と千年の魔法』
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/animation/MaiMaiMiracle/

