第14回文化庁メディア芸術祭受賞者のみなさまに、MAP編集部からの「質問」にお答えいただきました。マンガ部門優秀賞『レッド』山本直樹氏からのご回答をご紹介します。

Q1:「作品をつくりたい」と思ったのは、どんなことがきっかけでしょうか?
A1:好きなことをやってお金をもらいたかったから。マンガだとパイが大きいので何とかなると思った。
Q2:現在、おもに使用している創作ツールは何ですか?
A2:ハード:マッキントッシュG5
ソフト:アルダス スーパーペイント3.5J
Q3:作品に対して、最も重視されているところはどこですか?
A3:面白いかどうか。自分に描けるものか?(自分の身にしみているものか?)
自分が描くべきものか?
悩んで描くとたいてい失敗するので、なるべく悩まないようにしています。
Q4:創作活動を通して、持ちつづけているテーマは何ですか?
A4:人は死ぬ。
Q5:テクノロジーを使った表現や、メディアという伝える手段をどのように考えて創作されていますか?
A5:紙もペン先もパソコンも全部テクノロジー。自分の使いやすい道具を選べばいいというだけの話。アウトプットに関しては出版という歴史と積み重ねのあるメディアをまだ信じています。面白い物が売れて面白くない物が売れない、作った本人にちゃんとお金が入るという、真っ当な、芸能興行メディアにおけるプロダクションシステムより100倍健康なシステムだと思うが、印税がもうちょっと上がるともっと喜ばしい。
Q6:あなたが一番影響を受けた、人物や作品、出来事を教えてください。
A6:筒井康隆、大江健三郎の小説
吾妻ひでおの諸作品
1980年前後の少女マンガの諸作品
唐十郎の演劇
宮崎駿のアニメ
その他たくさん
影響というのはおこがましいです。勝手にかぶれてました。
Q7:今後どのような作品を創作していこうと考えていますか?
A7:レッドが終わったらエロに戻ります。
Q8:あなたにとって「創作する」ということは何でしょうか?
A8:どうせ死んじゃうんだから好きなことやって死のう、という思い込みへの結論。必要のない物を作ること。動物は必要のない物は必要ないけれど、人間には必要のない物も必要だ。
「人はパンのみに生きるにあらず」
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■マンガ部門優秀賞『レッド』
http://plaza.bunka.go.jp/festival/2010/manga/RED/

