「メディア芸術クリエイター育成支援事業」では、平成23年6月20日から7月25日の募集期間に応募のあったアート/アニメーション/マンガ/ゲーム等の新作の企画の中から、6企画が決定し、9月下旬に、6組のクリエイターと審査委員との打ち合わせが実施され、創作活動の内容について確認が進められました。
真鍋 大度さんによる企画『pub-bio(public bio data)』の打ち合わせは、ご本人と、運営委員の岩谷 徹氏、原田 大三郎氏、三者で行われました。
このプロジェクトは、脈拍や脳波といった生体データをキャッチするセンサーと、データをキャッチするためのiPhoneによって構成され、取得されたデータがインターネット経由で集められます。生体センサーはバイオエンジニア・アーティスト照岡 正樹氏の監修のもと、これから開発されますが、日常生活の中で違和感なく装着出来るように工夫をしているということでした。
委員からは、脈拍と脳波というデータ取得に関して、他の要素の取得の可能性、活用方法などへの質問がありました。データを公開するwebサイトの制作も予定されていますが、現時点ではどのような形で発表およびイベントを行うかは未定です。
打ち合わせでは、生体データを、特殊システムを使用して取得(ハッキング)するという行為に関する、今後の可能性や意義などについても話が及びました。お二人の委員からも「期待しています。」というコメントが伝えられ、実験的な企画を楽しみにしていることが伝わってきます。
11月の中間発表では、プロトタイプの生体センサーと、また情報を収集して、どのようなイベントを開催するのかの詳細をお伝えできればと思います。
▼「第1回活動レポート」一覧
津島 岳央 『Phenom of Tranquility』
真鍋 大度『pub-bio(public bio data)』
大山 慶 『放課後』
ナガタ タケシ/モンノ カヅエ(トーチカ)『PiKA PiKA2011: SUN LIGHT DOODLING PROJECT』
四宮 義俊/皆川 真紀 『ファッジ』
藤木 淳 『ゲームキョウカイ』

