「メディア芸術クリエイター育成支援事業」は、文化庁メディア芸術祭において受賞作品や審査委員会推薦作品に選ばれた若手クリエイターの創作活動をサポートするプロジェクトです。選出された6企画に関して、11月に行われた進捗報告会をレポートします。
現在、各クリエイターは、2月22日(水)から3月4日(日)まで開催される文化庁メディア芸術祭会期中の成果発表を目指して、制作に取り組んでいます。
このプロジェクト『pub-bio(public bio data)』では、脈拍や脳波といった生体データをキャッチするセンサーを開発し、iPhoneを通じて、取得データがインターネット経由で集められます。現在、センサーの開発中ということで、残念ながら実際のセンサーを見ることは出来ませんでしたが、実際の生体データを取得したデータのサンプルを見ることが出来ました。iPhoneでセンサーのデータを取得することは検証済で、今月末には、イタリアのFabricaで開催されるワークショップでプロトタイプの実装を予定しており、そこでの結果を踏まえて今後の開発にフィードバックさせたいということでした。

今回の報告を踏まえて、原田大三郎委員と話し合われたのが、取得したデータをどのように使用するのか、そして2月の成果発表はどのように行うのか、ということでした。
真鍋さんからは、当初の企画通り、センサーを使用したワークショップや、ミュージシャンによるライブの開催を通じて、参加者からのデータ取得を予定していることが伝えられました。そして、成果発表の際は、実際のセンサーを展示し、合わせてイベントのドキュメンテーションを上映するプランが持ち上がりました。

今後のスケジュールとしては、11月中にセンサーのプロトタイプ完成し、来月からは実際のセンサーを使っての実験。1月中には、センサー完成させ、ワークショップあるいはパフォーマンスイベントを開催。その様子を撮影し、ドキュメンテーションを作成する予定です。ワークショップやパフォーマンスがどのように開催されるのか、詳細が決定次第、またこちらでご紹介します。
▼前回の活動レポート
第1回活動レポート:真鍋 大度『pub-bio(public bio data)』
▼「第2回活動レポート」一覧
津島 岳央 『Phenom of Tranquility』
真鍋 大度『pub-bio(public bio data)』
大山 慶 『放課後』
ナガタ タケシ/モンノ カヅエ(トーチカ)『PiKA PiKA2011: SUN LIGHT DOODLING PROJECT』
四宮 義俊/皆川 真紀 『ファッジ』
藤木 淳 『ゲームキョウカイ』

